【イースタンL】2022.9.7 ロッテ0-4西武(浦和)先発ナベU、高木・長谷川HR
悪天候の中でのロッテ戦第二戦。この試合、一軍の古賀選手が4番に名を連ねている。古賀選手はナイターの一軍戦でも途中からマスクを被り、親子出場となった。
先発は西武が渡邊勇太朗投手、ロッテは二木投手。渡邉投手はコロナ陽性からの復帰初戦。陽性になる前は一軍で投げ勝利投手となるなど状態が上がっていただけに水を差された格好だが、どのくらい戻っているのかが注目された。
初回、2アウトを取った後に連打と四球でさっそく満塁のピンチ。しかしエチェバリア選手をストレートでショートゴロに抑え無失点で切り抜ける。
2回裏は見逃し三振1つを含む三者凡退。ストレートのキレがイマイチなのかどうしても球数は使ってしまうものの、安定したピッチングを見せ始める。
3回裏は藤岡選手を四球で出すものの次の平沢選手をスライダーで併殺打に切って取り、3回まで上々のピッチングを見せた。
一方、二木投手の快投の前に3回までヒット2本(山村選手、金子選手)に抑えられていた子猫軍が4回に火を吹く。先頭の高木選手が初球をライトへホームラン。イースタン単独トップの12号を放った。
さらに一死となって長谷川選手が続く。昨日から2試合連続となる7号ホームラン。前日の1軍を彷彿とさせる1イニング2ホーマーとなった。
2点リードをもらった4回裏。ロッテ打線が早打ちし始めたこともあり、渡邉投手はわずか5球で三者凡退。復帰初戦ということもあり渡邉投手はこの回で登板。4回59球 被安打2 奪三振2 四球2と復帰戦としては上々だろう。
5回表。山野辺選手・川野選手と連続三振にとられ2アウト。金子選手がマルチとなるヒットを放つ。山村選手がそれに続き連打で1、2塁。すると先程ホームランを打った高木選手が今度はセンターオーバーの2ベース。2人が帰って4点となった。次の古賀選手も三振。結局この日は二木選手に6回で10個の三振を奪われ、まさに肉を斬らせて骨を断った子猫軍である。
雨足が強くなり試合成立が心配されてきた5回裏からは齊藤投手が登板。先頭サントス選手にアンラッキーな内野安打を打たれるが、次の福田選手の打球を金子選手がナイスキャッチ。
⚾️イースタン・リーグ⚾️
— イレブンスポーツ (@ElevenSportsJP) September 7, 2022
西武 #金子侑司 選手のファインプレー🐈‼️
フェンスにぶつかりながら大飛球をナイスキャッチ👍✨
🆚ロッテ vs 西武https://t.co/MHyz0VhIW2#プロ野球 #ファーム #イレブン・西武 pic.twitter.com/pWg8Q1OObl
金子選手はファームでもファインプレーが多いが、故障明けなので無理はしないでいただきたい。あとイレブンスポーツは金子選手のプレーを毎日何かしらツイートしているのが面白い。
さて、齊藤投手は後続も抑え無失点。ゴロが多い齊藤投手にとっては良いグランドコンディションとは言えないものの、まずは相手を打たせて取った。
すると6回裏、藤岡選手をスライダーで空振り三振。次いで平沢選手はスライダーで見逃し三振。西川選手もスライダーでレフトフライ。齊藤選手というとスクリューだが、この日はスライダーが冴え、2回を内野安打1本に抑える好投を見せた。2回25球 被安打1 奪三振2。
7回裏は出井投手が登板。先頭の菅野選手に初球をセンターに返されヒットを打たれるが、池田選手は初球をセカンドゴロ、併殺崩れ。さらにサントス選手も初球をセカンドフライ。福田選手はレフトファウルフライ。出井投手は1回8球 被安打1という内容。ここで試合続行不能と判断されコールドとなり、首位の浦和軍を2試合連続で完封、7連敗のあとの3連勝となった。
西武打撃陣の結果は以下の通り
- (左)金子 3-2 → ジョセフ 1-0
- (遊)山村 3-2
- (右)高木 4-2 本塁打1 打点3
- (捕)古賀 3-0 中熊 0-0
- (中)長谷川 2-1 本塁打1 打点1
- (指)ジャンセン 3-0
- (一)渡部 3-0
- (二)山野辺 3-0
- (三)川野 2-1
先程も言ったが二木投手から7安打で4点を取ったものの10三振を喫している。相性がはっきりと分かれ、金子選手・山村選手・高木選手はマルチヒットを打ち、凡退時の内容も良かった。また長谷川選手も第一打席で良い当たりを放ってエチェバリア選手のファインプレーに阻まれている。
一方、古賀選手は3三振、渡部選手は2三振と苦手な様子。ジャンセン選手は一軍での対戦時にはマルチヒットを打っていたはずだが、この日はノーヒットに終わった。
明日は佐藤投手・内海投手が登板予定だが、天候的には無理かも知れない。また川越選手の情報はなく心配である。