【イースタンL】2022.9.29ヤクルト6−4西武(戸田)ナベU先発、山野辺マルチ3ベース、「内川デー」
大勝のあと大敗を食らってしまった子猫軍。6月のヤクルト戦でも大勝のあと2連続で大敗を食らってしまったが、この日はどうなっただろうか。
先発は西武が渡邉投手、ヤクルトが高橋奎二投手。渡邉投手はここ2戦好投している。一方の高橋奎二も一軍でバリバリのローテピッチャーであり、今日は投手戦が予想された。
しかし!この日の渡邉投手はまったく良くなかった。1回裏、先頭の岩田選手にヒットを打たれ盗塁を許す。2アウトは獲ったものの、内川選手にタイムリーを浴び、さらに西田選手には2試合連続となるホームランを食らって初回3失点。さらに2回、渡邉大樹選手に初球ホームランを浴びると、内野安打で出したランナーを吉田選手にタイムリーで返され、この回も2失点。さらに3回には内川選手にソロホームランを浴びて3回までに6失点となってしまった。渡邉投手は4回を71球 被安打9(被本塁打3) 奪三振1という内容。四球は出さなかったもののコントロールがうまくまとまらず、内川選手効果で意気上がるヤクルト打線の餌食になってしまった。
一方の子猫打線も高橋奎二投手に果敢に挑み、高木選手や渡部選手があわやというフライを放つ。すると3回1死からコドラド選手、齊藤選手が連打で1、2塁。ここで山野辺選手が走者一掃のスリーベース。さらに高木選手もタイムリーを放ち、この回3点を返した。
事前の予想に反し3回終了時点で6−3。このまま打撃戦かと思いきや、ここから両チームのピッチャーが好投を見せる。
5回裏からは佐々木健投手が登板し、2回 28球 被安打1 奪三振1 四球1で無失点。
7回裏からは田村投手が1回14球 被安打1でこれも無失点。
8回裏はボー投手が1回15球 奪三振1で無失点だった。
一方、4回から登板した金久保投手に勢いを完全に封じられた子猫打線だが、8回表にやっと反撃。先頭の山野辺選手が初球をこの2本となるスリーベースとすると、山村選手がレフトへタイムリー。1点を返した。しかしここからクリーンアップが封じられ1点のみ。そのまま試合終了となった。
西武の打撃陣は以下の通り
- (遊)山野辺 4-2 打点2
- (二)山村 4-1 打点1
- (右)高木 4-1 打点1
- (左)川越 4-0 →(三)ジョセフ 0-0
- (三)山田 4-0
- (中)西川 4-0
- (一)渡部 3-1 → 戸川 1-0
- (指)コドラド 3-1 → 仲三河
- (捕)齊藤 4-2
山野辺選手がマルチスリーベースと気を吐いた。それ以外のヒットはすべて単打である。これまでDHだった川越選手がこの日から守備に就いている。一軍復帰が待たれる川越選手だが、最近まったく当たりが出ていないのが心配される。