【フェニL】2022.10.10西武9−1オリックス（南郷）豆田先発、高木ランニングHR、若林HR

西武一軍はCSで敗退、辻監督も勇退を表明してしまい寂しい限りだが、その憂さを吹き飛ばすかのように子猫のフェニックス・リーグは華々しく幕を明けた。

先発は西武が豆田投手、オリックスが佐藤一磨投手。開幕戦は育成同士の対決となった。

まず今日は打線の方からスコアシートを辿ってみよう。

1点ビハインドの3回裏、1死から山村選手が出塁すると、続く高木選手がランニングホームラン。調べていないが、おそらく高木選手もランニングホームランはプロ初ではないだろうか。これで2点を獲得し逆転。

その後、4〜6回とヒットは出るもののゼロに抑えられてきたが、7回、山田投手を打ち崩す。先頭の山村選手がヒットで出塁すると、高木選手のツーベース、渡部選手の四球で満塁。ここで中熊選手がツーベースで2点を追加、さらに2死から川野選手もツーベースを放ち2点。この回4点を追加した。

さらに8回、K−鈴木投手を攻め立て、先頭の若林選手がホームランを放ち、さらに2死から渡部選手が四球、中熊選手がヒットを打って1、2塁。続く仲三河選手が走者一掃のスリーベースを放ちこの回だけで3点を追加した。

先発の豆田投手は押し出しで先制を許すも、粘り強く投げて5回を1失点（粘り強かったのか映像がないのでわからないが…）。5回111球被安打5 奪三振8 四球8 暴投1と激しいピッチングだった。安打と四球で計13人のランナーを出し暴投もあるわりには1失点なのが面白いが、空振り三振がよく奪えたのと、5安打とはいえ長打はツーベース1本だけというのが失点が少なかったポイントなのだろう。

6回からは井上投手が登板。2回 15球被安打1の無失点という省エネピッチング。

8回は松岡投手が1回7球奪三振2と完璧なピッチング。

9回は大曲投手が1回17球奪三振1、最後のバッターを見逃し三振で締めた。

西武の打撃陣は以下の通り