【フェニL】2022.10.31 広島1-3西武(天福)菅井先発、ジョセフHR、隅田好投
フェニックスリーグも残り1戦。そして埼玉西武ライオンズとしての2022年の試合も今日が最後である。ここ3戦で28得点と勢いに乗る子猫は有終の美を飾ることができるか。
先発は西武が菅井投手、広島が玉村投手。菅井投手はフェニックス2戦目、10/11以来の登板である。その時は2イニングを被安打1 奪三振2という素晴らしいピッチングで無失点に抑えた。
初回は玉村投手に完璧に抑えられた子猫だが、2回表、中熊選手がヒットで出塁すると、渡部選手が初球をライトに弾き返しツーベース。無死2、3塁とチャンスを作ると次の山田選手がこれまた初球を深めのライトフライ。これで中熊選手が生還しあっさりと先制し、さらに渡部選手も3塁へ。すると古賀選手が前進守備を抜くタイムリーヒットで2点目。その後もエラーでチャンスを広げるが後続が抑えられ2点止まりだった。
菅井投手はこの日も2回まで。2回22球 奪三振1 四球1とノーヒットピッチングで無失点。解説の上田剛史さん曰く、腕が遅れて出てくる内海投手に似たタイプとのこと。
3回に登板したのは井上投手。フェニックスでは失点の多い井上投手だが、この日も先頭四球から暴投、犠牲フライで3塁まで進まれゴロで失点。1回 17球 四球1でノーヒットながら勿体ない失点となった。
4回からは齊藤大将投手。前回は失策絡みで苦労した大将投手だが、この日は2回を投げて25球 被安打2 奪三振2と良い内容。5回にはランナーを出すもしっかり併殺を取り、大将投手らしいピッチングを披露した。
子猫打線は5回、一死からジョセフ選手が初球をライトへ豪快なホームランで1点追加する。さらに7回にも中山選手のヒット、川野選手のツーベースで1死2、3塁のチャンスを作るが後続を抑えられさらなる追加点とはならなかった。
6回〜9回までは隅田投手が登板。前回登板では完投を達成した隅田投手だが、この日も奪三振を意識した圧倒的なピッチング。4回55球 被安打2 奪三振5と抜群の内容でレベルの違いを見せた。試合は1−3のまま試合終了。これで西武はフェニックスリーグを2位でフィニッシュとなった。
西武の打撃陣は以下の通り
- (中)長谷川 4-0
- (指)西川 3-0 → 高木 1-0
- (右)若林 2-0 → 仲三河 2-0
- (一)中熊 4-1
- (三)渡部 4-1
- (二)山田 1-0 打点1 → 中山 2-1
- (捕)古賀 4-1 打点1
- (遊)川野 3-1
- (左)ジョセフ 3-1 本塁打1 打点1
ジョセフ選手が嬉しいホームランの他、渡部選手、川野選手がツーベースを放ち、玉村投手が引き締まったピッチングをする中でもしっかり長打を絡め得点を重ねることができた。中山選手がこの日も安打を放ち今大会での好調さをアピールしている。
これでフェニックスリーグも全日程が終了。子猫は中止無く全日程を終えることが出来、大きな怪我人も出さずに済んだようである(滝澤選手は危なかったが大丈夫そうでなにより)。
運営の皆さま、素晴らしい大会を本当にありがとうございました。