【イースタンL】2022.8.22 西武1−6ロッテ(ベルーナドーム)
ひさびさにホームで迎えるイースタン戦、今日はベルーナドームで行われた。
その前に、球団公式インスタが更新されて、そこで離脱選手の元気の姿が映っているのでご報告。川越選手の他、投手陣は離脱選手は菅井投手を除いてほぼ全員登場している。一方、ここにも出てこない岸選手は心配である。ちなみに武隈投手は公式インスタにはいつも登場するが、いつ投げるのだろうか。
浜屋投手はコロナからの復帰2戦目。前回は立正大との練習試合で4回 被安打4 奪三振1 四球1 失点2(自責2)というピリッとしない結果だった。
今回も、7月以降打撃好調なロッテ打線に初回から捕まり失点を重ねる。なにしろロッテはどんどん打てなくなっていく一軍とは対照的に、ここ最近もりもり長打力が上がっているチーム。初回から3連続長打を浴びせられて先制されると、2回にもサントス選手のスリーベース、3回には福田秀平選手のホームランと、序盤で3失点を食らった。
結果、浜屋投手は5回101球 被安打10 奪三振3 四球1の4失点だった。10本中5本が長打である。投球フォーム含めまだまだ回復中といったところだろうか。
一方、打線の方は種市投手→二木投手→東條投手→東妻投手という豪華リレーを前に沈黙した。ゾーンが広かったこともあり見逃し三振も多かった印象。
ヒットは3本しかないが、その中では鈴木将平選手が2安打、いずれもセンターに強い打球を返せている。
以前書いたように、鈴木選手のバロメーターは強いゴロを打てるかにあるので、順調に回復しているのではないかとひとまず安堵している。さらに今日は盗塁も決めた。少なくとも今週いっぱいは二軍にいるのではないかと思うが、その間にどれだけの回復を見せてくれるのか注目である。
3安打のうち、残りの1本は川野選手が左打席で打ったもの。川野選手は滝澤選手の死球→鈴木選手のヒットによる1−3塁のチャンスからのゲッツー崩れで打点も獲得している。しかし2回の出塁をいずれも盗塁失敗で失ったのは要反省だろう。
今日は出塁自体が少ない上にそうやってアウトを稼がせてしまったので、5番以降は3打席しか回ってない。ベルーナドームのナイターでお客さんも多く、また注目もされている中でこれしか打席が回らないのは観に来たお客さんとしても残念である。まあ、ふだん味わえない一軍の舞台でという親心でのベルーナドーム開催なのに、一軍クラスばかりを並べてきたロッテの無粋さにも問題があるが(やつあたり)。
さて西武打撃陣の結果は以下の通り
- (中)鈴木 4-2 盗塁1
- (二)川野 4-1 打点1
- (右)高木 4-0
- (一)ジャンセン 4-0
- (捕)中熊 2-0 → 齊藤 1-0
- (指)渡部 2-0 → 仲三河 0-0
- (左)コドラド 2-0
- (三)山野辺 3-0
- (遊)滝澤 2-0
この試合から中熊選手が復帰したが、土日に出ていた山村選手、平沼選手は出ていない。
投打にふるわず落胆する西武ファンたちを慰めたのは何よりも滝澤選手のファインプレー連発だろう。今日は内野だけでなくフィールド全体の支配者だった。得点につながった好走塁も含め、守備走塁に関してはコロナ前に戻ったどころかさらにレベルアップした印象もある。
ちなみに本日森脇投手の姿は無かったので、明日昇格するのだろう。内海投手は二軍行きだが、引退試合が9月19日と決まったので、そこに向けて万全の調整をするということだろうか。個人的にはまだまだ中継ぎでの内海さんを見たい気持ちが強いのだけど。