西武の若手を見守るブログ

埼玉西武ライオンズの若手や二軍についての備忘録です

【イースタンL】2022.9.6 ロッテ0-13西武(浦和)先発浜屋、4HR

前の試合を快勝して7連敗を止めた子猫。今日からは一軍・二軍が同じカードだが、圧勝によって一軍にバトンをつなぎ、嬉しい嬉しい親子勝利となった。

 

先発は西武が浜屋投手、ロッテは土肥投手。浜屋投手はコロナ陽性から復帰しても調子が上がらず、前回登板は4回85球 被安打10 奪三振4 四球1の7失点。その前は今回と同じロッテ戦だったが、5回101球 被安打10 奪三振3 四球1の4失点だった。いずれも、四球は少なく三振も奪っているものの長打を多く打たれてしまい失点につながってしまった。

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しかし今日の浜屋投手は前回、前々回とは打ってかわって素晴らしい内容。初回は向こうの早打ちも手伝ってわずか6球で三者凡退。すべてフライだった。

すると2回表、先頭の川越選手に一発が飛び出す。前の試合でも2ベースを放っているが、復活を印象づける復帰3戦目でのホームランとなった。

2回裏、浜屋投手が西川選手にヒットを打たれるが、菅野選手との対戦中に西川選手を牽制アウトに。その後、際どいところをボール判定で菅野選手を歩かせ、続く池田選手にも四球を出すが、後続を断ち切りこの回も無失点。

 

3回表、山賊打線を思わせる攻めを子猫が見せる。まず1死で川野選手がホームラン。一軍帯同やコロナ離脱もありながらもう4号である。

次の金子選手は倒れるが、山野辺選手が四球を選び、長谷川選手が綺麗な右打ちで1、3塁。長谷川選手が盗塁を決めると次の川越選手も四球で満塁。ここで渡部選手がセンターに弾き返すタイムリーヒット。2点を追加した。

さらに続くジャンセン選手が初球を引っ張ると、これが特大のスリーランホームランに。ジャンセン選手は子猫でも若手を鼓舞したり笑わせたりとキャプテンシーを発揮しているが、今日はバットでも見せた。この回一挙6点の猛攻である。

大量援護を貰った浜屋投手はその後さらにすいすいと打たせて取るピッチングを続ける。3回裏もわずか8球で三者凡退。4回も14球で三者凡退。変化球を効果的に使いながら、ストレートも安定しており相手に的を絞らせなかった。

そして5回表、先頭の長谷川選手が小沼投手の初球147km/hストレートを引っ張りホームラン。速球への強さを見せつけた。

さらに川越選手が10球粘って四球を勝ち取るとジャンセン選手が今日2本目のヒット。続く山田選手がタイムリー2ベースを放ち2点を追加。これで二桁得点。

 

浜屋投手は5回を無難に抑えると、6回さっそく山本大斗選手に2ベースを打たれてしまう。続く藤岡選手を今日初めての三振に仕留めるが、平沢選手は四球。しかし次の西川選手はサードゴロ。山田選手が強肩を見せて一塁も刺しダブルプレー。ピンチを乗り切った。

 

7回表。川越選手が自打球を膝付近に当ててしまう。ベンチに下がり、打席の途中で交代。一軍復帰に向けて順調だっただけに心配である。自分の足で歩けていたので打撲なら良いのだが・・・。代わった戸川選手は三振。

7回裏。浜屋投手にもそろそろ疲れが見え始め、相手に粘られることも増えてきた。エチェバリア選手に大飛球を打たれるも長谷川選手の好プレーでアウト。その後池田選手にヒットを打たれるもののサントス選手は粘られながら空振り三振。7回を投げきった。

 

8回表。ロッテは高卒育成選手の永島田投手が登板。すると制球が乱れ、先頭の齊藤選手を四球。川野選手、ジョセフ選手も四球で満塁。ここで山野辺選手にも四球を出して押し出しで1点。次の長谷川選手は果敢に初球を叩くもショートゴロ。ジョセフ選手の3塁オーバーランもあってダブルプレーとなる。しかしこれでさらに1点追加。永島田投手は戸川選手にも四球を出し、2死1、2塁に。次の渡部選手が放った打球はセカンドフライ。しかしこれを池田選手が取れず、わちゃわちゃしてるうちに1点が追加された。

その裏。浜屋投手はさらに続投。ペラルタ選手を一球で抑えるが、次の山本選手のサードゴロを山田選手が思い切りトンネル。疲れ切っているところで不覚にもランナーを出してしまう。暴投で2塁にいかれると、福田選手のショートゴロでランナー3塁。平沢選手にも四球を出し、投球間に進塁されて2、3塁のピンチ。この時点で球数も120球を超えて苦しいピッチング。しかし西川選手をストレートでセカンドゴロに抑え、8回を見事に無失点で投げ切った。浜屋投手は8回130球 被安打3 奪三振2 四球5。四球は多めであるものの、常に攻めのピッチングで好調ロッテ打線を完全に封じきった。ベルーナドームの借りを浦和で返した格好だ。

 

その後9回裏は佐野投手が登板。池田選手に粘られ際どい四球を出すものの無難に抑えゲームセット。1回18球 四球1という内容で試合を締めくくった。西武とロッテはなぜか延長戦が多く投手の消耗も激しいので、初戦をピッチャー2人というのはブルペンがスカスカの子猫にとって朗報である。

また、ここ最近すっかりロッテにお株を奪われていた長打力を見せつけ、相手の攻撃を完全に封じることができたのもポイントが高い。

ロッテは今日投打にまったく良いところが無かったが、サードに入った平沢選手が好守備を連発し目立っていた。

一方、山田選手が前回に引き続き今回もエラーをしたのは心配である。

 

西武打撃陣の結果は以下の通り

  • (左)金子 4-2 → ジョセフ 1-0
  • (遊)山野辺 3-0 打点1
  • (中)長谷川 5-2 本塁打1 打点2 盗塁1
  • (右)川越 2-1 本塁打1 打点1 →戸川 0-0
  • (一)渡部 4-1 打点2
  • (指)ジャンセン 5-2 本塁打1 打点3
  • (三)山田 5-2 打点2
  • (捕)齊藤 3-2 打点1
  • (二)川野 4-2 本塁打1 打点1

金子選手、長谷川選手、ジャンセン選手、山田選手、齊藤選手、川野選手がマルチヒット。川越選手、川野選手、長谷川選手、ジャンセン選手がホームランと打ちまくった。

 

さて明日は渡邊勇太朗投手が復帰予定、明後日は佐藤隼輔投手と内海投手が投げる予定であるが、明日明後日とも天気が心配されるところである。川越選手の怪我の具合も心配である。

 

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