西武の若手を見守るブログ

埼玉西武ライオンズの若手や二軍についての備忘録です

【イースタンL】2022.9.3 西武6−9ヤクルト(カーミニーク)

カーミニークに戻ってのヤクルト戦。

今日から金子選手、川越選手が復帰した。さらに先日2軍落ちしていた山田選手もベンチ入り。

 

先発は西武が赤上投手、ヤクルトは金久保投手。

赤上投手は前回、序盤に乱れ満塁ホームランを浴びたものの立ち直り7回 97球 被安打8 奪三振3 四球1 死球1で5失点という内容だった。今日もヒットは打たれたものの、粘り強く抑えて対応力の高さを見せている。

 

まず1回表、1死のあと武岡選手にヒットを打たれるが、盗塁を齊藤選手が刺してアウト。松本選手にもヒットを打たれるが後続を抑えて無失点。

2回表、阪口選手のサードへの当たりは打球が死にすぎてアンラッキーな内野安打。次いで赤羽選手のサードゴロを平沼選手がファンブルしエラー。無死1、2塁のピンチ。しかし西浦選手のバントは赤上選手が素早い動きでサードを刺してアウトに。後続の2人も抑え、赤上投手は自らのナイスプレーもあって難局を乗り切った。

3回表、1死から武岡選手に2ベースを打たれるも、空振り三振とセンターフライでこの回も無失点。

 

2回まで無安打に抑えられてきた子猫だが3回裏、齊藤選手、川野選手が連続ヒットで無死1、2塁のチャンスも後続が続かずこちらも無得点。

 

4回表は赤上投手が内野安打は打たれたものの無難に抑え無失点。するとその裏、1死から復帰したばかりの川越選手が四球を選ぶ。次いで山村選手が内角高めを強引に叩いてヒットに。続く平沼選手のところで金久保投手が暴投、川越選手は3塁へ。平沼選手が打ったあたりは平凡なサードゴロだが、バックホームを焦ったのかサードがこれをファンブル、子猫が先制した。続く齊藤選手がライトに今日2安打目となるタイムリーを放ち、2点目。さらに川野選手のレフトに大きい犠牲フライで3点目。ヤクルトの守備の乱れもあって子猫が3点を獲得した。

 

 

5回表、1死から並木選手が打ったセンター返しの当たりが赤上選手のスパイクに当たって内野安打に。並木選手は盗塁を狙うも、齊藤選手が今日2回目の盗塁阻止。齊藤選手、今日は大活躍であった。

5回裏、長谷川選手が四球で出塁するも、続く高木選手はセカンドゴロ、しかしセカンドの送球が大きくそれ、ボールは3塁側ブルペンに。長谷川選手は三塁を回って一気にホームを目指すと、バックホームの送球も大きく逸れてラッキーすぎる4点目が入った。今日は両チーム守備が酷かった。なおも無死3塁のチャンスが続いたが、ジャンセン選手がサードゴロ、川越選手が空振り三振、山村選手がファーストゴロと追加点は取れなかった。

 

大量援護をもらい楽々いけるかと思った6回表、先頭の内川選手を四球で出すもセンターフライトと三振で2アウト。しかし赤上選手がここから崩れてしまう。西浦選手にヒットを打たれると、中山選手にもヒットを打たれ、これをライトが処理を誤りヤクルトが1点を返した。そして続く松井選手には走者一掃の2ベースを打たれ3点目。ここで赤上投手は降板となった。今日の赤上投手は5回 2/3 99球 被安打9 奪三振3 四球2。今日は悪いというほどではなかったが、決め球が甘くなり三振が獲れなくて被安打が増えた印象である。

マウンドを引き継いだのは佐野投手。並木選手にヒットを打たれるが、これはセンター長谷川選手がチャージをかけておりランナーはホームを狙えず。そして後続を打ち取り火消しを完了した。佐野投手は1回 5球 被安打1。

 

7回表、佐々木投手が復帰2戦目のマウンドに。先日の復帰登板は完璧だった。先頭打者を空振り三振に切ってとるが、内川選手に流石というヒットを打たれる。さらに坂口選手のショートゴロを川野選手を悪送球し、1死1、2塁というピンチに。しかし後続をキャッチャーファールフライとサードゴロに抑え無失点。佐々木選手は1回17球 被安打1 奪三振1。前回に比べると、今日は球も高めで球速もあまり出ていない印象だった。

8回表は大曲投手。先頭を空振り三振に抑えたものの、その後5連打を浴び、暴投もあって一気に3失点。さらにピッチャー強襲のヒットで6連打。まだ満塁となるが、その後は空振り三振、ライトフライでようやくイニングを終えた。大曲投手は1回37球 被安打6 奪三振2。しかし捉えられた当たりは多くはなく殆どが運の悪いヒットであり、空振りも取れていて数字ほど悪い内容ではなかった。

その裏、平沼、齊藤選手が連続四球で出塁。1塁ランナーには代走で山田選手が入った。するとコドラド選手が強いセンター返し。これがタイムリーとなって子猫が一点差に詰め寄った。

 

9回表、平良投手が登板。空振り三振、空振り三振、セカンドファールフライと今回も圧巻の内容。10球 奪三振2で、変化球の投げミスもなく順調さを感じさせた。

その裏、先頭山野辺選手が初球をセンターオーバーの2ベース。その後2死となり、代打渡部選手がスリーボールになったところで、ファームでは珍しい故意四球。これで1、2塁。ここで、先ほど代走で復帰した山田選手が見事にセンター返しのタイムリーヒットを放ち、山野辺選手がホームイン。送球の合間を狙って渡部選手が三塁を狙うもこれはアウト。走塁自慢のベッケン選手もここは無理だった。

子猫がギリギリで追いつき、延長へ。マウンドには出井投手。先頭をピッチャーゴロに抑えたが、続く松本・太田両選手に連打を浴びる。さらに四球で満塁。ここで代打・川端選手にタイムリーを打たれ勝ち越しを許すと、次のサードゴロを先程タイムリーの山田選手がファンブル。さらに押し出しもあって3失点となった。出井投手は1回42球 被安打3 四球2。2アウトからの同点延長で準備不足だった面もあるのかも知れない。

10回裏、長谷川選手がヒットを打つも続かずゲームセット。7連敗となってしまった。

 

西武打撃陣の結果は以下の通り

  • (左)金子 2-0 → コドラド 2-1 打点1 → ジョセフ
  • (中)長谷川 3-1 盗塁1
  • (右)高木 6-0
  • (一)ジャンセン 3-0 →(二)山野辺 2-1
  • (指)川越 4-0
  • (二→一)山村 4-1 →(捕)中熊
  • (三)平沼 3-0 →(一)渡部 0-0
  • (捕)齊藤 3-2 打点1 →(一→三)山田 1-1
  • (遊)川野 4-1 打点1

本日復帰の金子選手、川越選手はともに無安打。川越選手は四球1も空振り三振3とまだまだの印象だ。一軍も貧打に悩んでおり、一刻も早い仕上がりが待たれるところである。

 

今日の試合の主役はなによりも両軍4つずつ出たエラーと言わざるを得ない。今日はもう両チーム反省反省ではないだろうか。

 

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