西武の若手を見守るブログ

埼玉西武ライオンズの若手や二軍についての備忘録です

【イースタンL】2022.9.1 DeNA6−0西武(平塚)

突然の大雨で大宮での一軍の試合は中止に。平塚も雨が降り、15分遅れて試合開始となった。

子猫軍は8月は2勝しかできず、チーム打率.202、チームOPS.620、チーム防御率5.51という散々な出来だったが心機一転9月は張り切っていきたいところ。

 

先発は西武が豆田投手、DeNAは平良投手。

平良投手はトミー・ジョン手術から復帰の途上にあるが、今日は3回を圧巻のピッチング。先頭の長谷川選手からジャンセン選手まで6者連続三振を取り、3回にもコドラド選手を空振り三振。7奪三振と子猫打線をまったく寄せ付けなかった。

4回から登板した上茶谷投手もまた凄かった。6回を僅か3安打に抑え奪三振は9。一軍経験豊富なエース級2人のリレーに、貧打に喘ぐ現在の子猫打線はまったく歯が立たなかった。

 

一方の豆田投手は8月に先発でいいピッチングを見せており、前回登板は6回を85球 被安打3 奪三振3 四球4。突発的に四球を出したものの、これまでにない安定感を見せた。

koneko3219.hatenablog.com

そんな豆田投手は初回、いきなり宮本選手にホームランを打たれたものの、あとは少ない球数で無難に抑えた。2回も打たせて取るピッチング。

ところが3回に突然崩れてしまう。山本選手は空振り三振にとったものの、梶原選手・蛯名選手に連打を浴びると宮本選手に四球を出し満塁。すると勝又選手にヒットを打たれ2点目。続く小深田選手に押し出し四球を与えてしまい3点目。なお1アウトだったが、知野選手を三振、田中選手はショートゴロに抑え2失点にとどめた。

4回、田部選手にヒットを打たれノーアウト1塁。ここで山本選手はバントを仕掛けるも小フライに。これを豆田投手が駆け寄ってノーバンでキャッチすると、難しい体制から1塁に送球。ランナーは帰れずダブルプレーに仕留め、自らのフィールディングでピンチを脱した。最近の西武は平良投手や水上投手のようにフィールディングの良さを重視しているので、こうしたプレーは大きなプラス評価になるのではないだろうか。

5回もヒットを打たれたものの、4凡で終了。この日の豆田投手は5回を76球 被安打6(被本塁打1) 奪三振3 四球2の3失点という結果だった。3回に突如乱れたものの、概ね8月の好調を維持していると言ってよいだろう。トレードマークである奪三振が前回今回と減っているのは気になるところだが、球数を少なく回ることをテーマに取り組んでいるのではないかと思う。課題は前回と同じく突発的に乱れたとき、修正するのに時間を要するところであろう。豆田投手については後日詳細な記事を書こうと思う。

 

6回からは大曲投手。安定したピッチングを続けてきた大曲投手だが、今日は非常に制球が悪かった。1回34球 被安打2 四球2 死球1という乱れ方で1失点にとどめたのが不思議なくらいだった。

7回は佐野投手。こちらも制球を乱し、1回22球 被安打1 四球2。ワイルドピッチで1失点でった。

8回は出井投手。粟飯原選手にホームランを打たれてしまったがこの1点にとどめた。1回28球 被安打1(被本塁打1) 奪三振2 四球1。球数も多く四球も出したが三振も2つと出井投手らしいピッチングと言える。

 

打線の方はわずか3安打で16三振と書くことがマジでない。

 

西武打撃陣の結果は以下の通り

  • (中)長谷川 3-0 → 仲三河 1-0
  • (遊)山村 4-0
  • (指)高木 3-1
  • (一)渡部 3-0
  • (捕)中熊 3-1
  • (三)ジャンセン 3-0 → 平沼 0-0
  • (二)山野辺 3-0
  • (左)コドラド 3-1
  • (右)ジョセフ 3-0

びっくりするほどの打てなさで9月も暗いスタートになってしまった。明日は休みで土曜日からはホームに戻るので、ぜひ元気な姿を取り戻して欲しい。

 

さて昨日復帰登板した平良投手・佐々木投手だが、6日にも上がるのではという記事が出ている。土日のカーミニークで投げることが予想されるが、連投テストまでは間に合わなそうである。来週一軍はずっとホームなので、焦らず10日あたりがターゲットになるように思う。そして川越選手や岸選手など、野手についてもそろそろ復帰選手を見たいものだ。

 

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