西武の若手を見守るブログ

埼玉西武ライオンズの若手や二軍についての備忘録です

【イースタンL】2022.9.17 日本ハム1−3西武(牛久)豆田好投、高木勝ち越し打

連敗に苦しむ一軍をよそに強い強い子猫軍。5連勝で牛久に乗り込んでの日本ハム戦。外崎選手は昇格したものの、川越・ジャンセン・山田選手はそのまま帯同した。スイングひとつにしても元気がない一軍メンバーのリフレッシュの意味でも上げて欲しいだが。

ちなみに今日は中継がなかったので試合は見られていない。なので速報を元にしたメモである。

 

さて先発は西武が豆田投手、日本ハムが達投手。豆田投手は8月から非常に内容が良い。前回は日本製鐵鹿島との練習試合で3回41球 被安打3 奪三振4だった。

 

子猫は達投手にいつも苦しめられている印象だが、今日は2回、エラーで出塁したジャンセン選手を西川選手がツーベースで返してさっそく先制した。しかし以後はヒットは出るものの、小刻みな継投の前に攻めあぐねる展開が続く。

 

一方、豆田投手は今年の集大成とも言えるような出来で6回を無失点に抑えた。6回81球 被安打2 奪三振8 四球2で、中継が無いのが勿体なすぎるピッチングだ。

 

7回裏からは佐々木投手が降格して初めての登板。やはり調子は戻っていないのか、速水選手、石川選手に連打を浴びてピンチとなるも何とか無失点。しかし8回裏に四球を出すと、バント悪送球で無死1、3塁のピンチ。1塁ランナー五十幡選手は牽制で挟んでアウトにしたものの、宮田選手に犠牲フライを打たれて同点にされてしまった。佐々木投手は2回29球 被安打2 四球1という内容で、四球からの悪送球と自滅してしまったのが残念だ。

 

延長がちらつく9回表、中熊選手がさっそくヒットを放つ。しかしジャンセン選手がダブルプレー。チャンスが潰えたかに思えたが、西川選手が四球を選び、渡部選手がヒットで続いて1、3塁。渡部選手がここで盗塁を決めて2死2、3塁というチャンスを迎える。しかし戸川選手は三振で得点はならなかった。

 

9回裏は田村投手が登板し、1回12球 奪三振2と危なげないピッチング。田村投手は一時離脱から復帰して以降かなり信頼感が上がっている。あと少しでレギュラーシーズンが終わってしまうのが残念すぎる。投打とも送り込みたい選手はいるのに。CSに出たとしてもこれらの選手は呼ばれないだろうし。

 

今週2回めの延長戦。今の子猫に負ける雰囲気は見当たらない。10回表、山野辺選手がいきなりツーベースを放つと、相手のミスでランナー3塁。山村選手はゴロに倒れるが、続く高木選手がタイムリーを放ち勝ち越した。さらに川越選手もヒット。次の中熊選手のゴロで1、3塁となると、ジャンセン選手がとどめを刺すタイムリーで1-3と差をつけた。

 

その裏、子猫でストッパー修行をしているボー投手が登板。先頭打者を2球でレフトフライに打ち取ると、スプリットで空振り三振、スライダーで空振り三振。1回10球 奪三振2と完璧なピッチングで試合を締めた。ボー投手は9/13の巨人戦では大炎上したものの翌日の9/14では8球で2三振を奪っており、今回も少ない球数で相手を制圧した(ようだ)。

 

西武の打撃陣は以下の通り

  • (遊)山野辺 4-1
  • (二)山村 4-1
  • (右)高木 5-1 打点1
  • (指)川越 5-2 → 山田 0-0
  • (捕)中熊 5-1
  • (一)ジャンセン 5-1 打点1
  • (中)西川 4-1 打点1
  • (三)渡部 4-2 盗塁1
  • (左)戸川 4-1

ロースコアゲームにも関わらず10回の攻撃が効いて結果的には11安打、しかも先発全員安打である。川越選手がマルチ。渡部選手もツーベースを含むマルチヒットで盗塁も決めている。渡部選手はまだまだ打ちまくるというわけではないが、アプローチも良くなり、かつ良い感じの打球も多いので来年それをまとめられるかが鍵になるだろう。走塁技術が高いのも面白い。

 

これで子猫は7連敗のあと6連勝になった。投打とも内容も酷かった8月に比べると、9月は格段に打つし格段に抑えている。親猫だっていつか夜は明けると信じたい。

 

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