西武の若手を見守るブログ

埼玉西武ライオンズの若手や二軍についての備忘録です

フェニックスL第1−2クールの個人成績

完全に更新時期を逸したのだが、フェニックスリーグは10月18日で第2クールが終了し、厳密に半分日程を消化したわけではものの、選手の入れ替えなどの区切りでもあるので成績をまとめてみた。投手をまとめるには試合数が少ないため野手のみである。

 

以下は10月18日までの8試合での野手成績。スコアシートから転写してるので間違いはあるかも知れない。選手の順番はスプレッドシートで「昇順」とやった結果なので意味はない。

数字が細かすぎて見づらいので、率だけを載せたものがこれ。

 

抜けた実力を見せる高木選手、西川選手

成績No.1は高木選手で、.375 3本 OPSは1.236と当たりまくっている。西川選手も、開幕当初は当たりが悪かったものの後半になるにつれて連続猛打賞など猛チャージをかけ、.375 OPS.870と数字を伸ばしている。ちなみに西川選手は四球1、犠打が2なので、出塁率が打率を下回っているのが面白い。

 

長打も三振も出ている古賀選手

OPSの高さで目を引くのが古賀選手。単打はなく、2塁打が1本、本塁打が1本で長打が出ている。一方で三振も5と多い。もともと選球眼が良く三振が少ないタイプだが、一軍ではなかなか飛ばすことが出来ず打率が低迷してしまったため、フェニックスでは振ることを意識しているのかも知れない。一方で持ち味である四球も6獲得しており、出塁率は打率よりも3割高いという数字になっている。

 

四球が多く三振が少ない長谷川選手、若林選手

この大会は全体に四球が多く、出塁率が打率を1割上回る選手も多くいる。前述の古賀選手の他に、齊藤誠選手、渡部選手、長谷川選手、若林選手、中山選手、川野選手だが、中でも長谷川選手と若林選手は四球が多く三振が少ない。長谷川選手は27打席で7四死球に対し三振が3と非常に優秀。若林選手も29打席で5四死球に対し三振が4で、長いスパンで見なければわからないものの傾向の変化を感じ取ることが出来る。

ちなみに、齊藤誠選手は5四球を獲得し、無安打なのに出塁率が.357という珍記録を残して所沢に帰っていった。実に頼りになる選手である。

 

まだまだ本領を発揮できていない選手たち

その他、山田選手や中熊選手、川野選手はイースタンと同様によく打てているし、イースタンでは出遅れていた中山選手も単打ではあるもののコンスタントに当たりが出始めている。

一方で、あまり目立てていないのが渡部選手、山村選手、仲三河選手、滝澤選手。渡部選手はイースタン終盤から極度の不振に陥っており、フェニックスでも四球は穫るもののヒットはあまり出ていない。イースタン終盤に好調だった山村選手や仲三河選手もまだまだ本調子では無さそうだ。このあたりはリーグ後半にどう変わっていくのか注目していきたい。

 

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