西武の若手を見守るブログ

埼玉西武ライオンズの若手や二軍についての備忘録です

【イースタンL】2022.9.4 西武4−3ヤクルト(カーミニーク)先発黒田、ジョセフ初HR

7連敗というだけでなく、内容でも圧倒されていた子猫だったが、今日は復帰組とフレッシュな選手の活躍で連敗を止めることが出来た。

前日に復帰した金子選手と川越選手が、今日は2人とも守備に就いている。

 

先発は西武が黒田投手、ヤクルトはスアレス投手。黒田投手はここ数回安定した投球を続けており、前回は4回1/3 86球 被安打5 奪三振7 四球2で2失点と三振を奪いまくっていた。

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まず1回表、四球でランナーを出すも三振と盗塁阻止で3者凡退。前回もそうだが変化球のキレが非常に良い。

その裏、復帰組の2人がさっそく活躍する。金子選手が2ベースで出塁すると、川越選手も2ベース。年長者の活躍でルーキーに先制点をプレゼントした。

 

援護をもらった2回表、内川選手、太田選手の連打で無死1、2塁。次のバッターは併殺に打ち取り、吉田選手の当たりは3塁へのぼてぼてゴロ。これが三塁ベースに当たって跳ねてしまい、黒田投手にはアンラッキーと言わざるを得ない失点となった。

しかし今日の子猫は粘り強い。2回裏、山野辺選手がヒットで出ると、ジョセフ選手も泳ぎながらセンターにヒット。これで1、3塁。齊藤選手の打席のところで一塁ジョセフ選手がスタートを切り、山野辺選手もディレードスチールを狙うものの、これはヤクルトに読まれてホームアウト。チャンスが潰えたかと思った2アウト2塁、最近打撃絶好調の齊藤選手がレフト前に落としタイムリー。すかさず逆転となった。

 

4回表。先頭の内川選手がさすがの2ベースで出塁。ゴロで3塁まで進んだあと、西田選手にタイムリーを打たれて同点になる。しかし後続の吉田選手をダブルプレーに仕留め、黒田選手はこの回でお役御免となった。今日の黒田投手は4回57球 被安打5 奪三振3 四球2という内容。変化球で三振もしっかりと獲っているが2併殺と、打たせて取るピッチングも出来た。変化球は可能性を感じさせるので、ストレートの球速や質を高めることが来年に向けての課題となるだろう。非常に楽しみだ。

 

同点に追いつかれた4回裏。今日の子猫は一味違う。ジャンセン選手がほんと久しぶりの2ベース。次の山野辺選手はファーストゴロだったが、相手守備陣の乱れもあってジャンセン選手が一気にホームイン。最近打席で元気がないジャンセン選手だっただけに、ハッスルする姿を見れて嬉しい。

さらに2死となってジョセフ選手。右打席で思い切り振った当たりはレフトのネットへ!!。嬉しいプロ入り初ホームランとなった。ジョセフ選手は離脱者増加を受けて出番が増えており、それに伴って打撃内容も上がってきていたが、この日はホームラン含む3安打と大活躍だった。

さらに齊藤選手、金子選手の連打で1、2塁となるが、川野選手が凡退し3アウトとなった。

 

5回からは井上選手が登板。復帰以来、ボールは暴れ気味なものの良いピッチングが続いている。この日も2回を投げて25球 奪三振2 四球1と無安打ピッチング。戸川選手のファーストライナーダブルプレーなどの好守備にも助けられた。

7回からは羽田投手が登板。症状有り陽性から復帰してからはかつてのような圧倒的なピッチングは出来ていないが、この日は2回 21球 被安打1 四球1という内容。これでも「まずまず」となるところが期待の高さである。

 

9回は齊藤大将投手が登板。先頭の中山選手にホームランを打たれてしまうが、その後は落ち着いた投球。1回を13球 被安打1(被本塁打1) 奪三振1という内容。今日もホームランを打たれてしまい難しい投球が続いているが、得意のスクリューで内川選手をゴロに、太田選手を三振に仕留めるなど齊藤投手らしさを窺わせている。

 

西武打撃陣の結果は以下の通り

  • (左)金子 3-2 → 長谷川 1-0
  • (二)川野 3-0
  • (右)川越 4-2 打点1
  • (三→一)渡部 4-0
  • (指)ジャンセン 2-1 → コドラド 2-0 
  • (遊)山野辺 4-1
  • (一)戸川 2-0 →(三)山田 2-0
  • (中)ジョセフ 3-3 本塁打1 打点1
  • (捕)齊藤 3-2 打点1

ジョセフ選手の猛打賞を筆頭し、マルチヒットが金子、川越、齊藤選手、ジャンセン選手にも長打が出るなどポジ要素が多い日となった。これまで子猫は結果だけじゃなく内容的にもどんよりとしていたので、モヤモヤを晴らすようなジョセフ選手の大活躍だった

外野ではセンターが多い長谷川選手が金子選手に代わってレフトを守り好守を見せている。

前日は両チームとも守備の乱れが著しかったが、今日の子猫は安定した守備を見せていた。一方、ヤクルトは今日も3失策と冴えず、野手たちは反省しきりだろう。

 

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