西武の若手を見守るブログ

埼玉西武ライオンズの若手や二軍についての備忘録です

【3/15更新】イースタン開幕までの子猫成績を一気見!

スポーツナビでの速報すらあまりない子猫。ここまでの戦績をスコアシートを元にまとめてみた。イースタン・リーグが始まるまで試合があれば情報更新していく予定。

 

2/18 徳島インディゴソックス戦(0-5勝利)

  1. (8)長谷川 3-1 盗塁2 四死球1 三振1
  2. (7)モンテル 2-1 盗塁失敗1 →仲三河 2-1 三振1
  3. (D)愛斗 2-1 打点1 盗塁失敗1 →是澤 2-2 
  4. (3)佐藤龍 3-2 打点1 四死球1 三振1
  5. (2)古市 2-0 三振1 →野田 2-0
  6. (6)中山 4-1(2塁打) 打点2 三振1
  7. (5)野村 3-1  四死球1 三振1
  8. (9)ジョセフ 2-0 →古川 2-1 打点1 三振1
  9. (4)滝澤 4-0
  • 3回 黒田 44球 被安打1 奪三振3
  • 3回 豆田 50球 被安打1 奪三振5 四球1
  • 2回 羽田 32球 奪三振3 四球2
  • 1回 出井 6球

 

2/22 JFE西日本戦(3-0勝利)

  1. (8)長谷川 4-2(2塁打1)
  2. (6)滝澤 3-1 打点1 四死球1
  3. (D)愛斗 4-1 打点1 三振1 盗塁1 
  4. (7)仲三河 1-1 四死球1 →モンテル 2-1 盗塁失敗1
  5. (5)佐藤龍 3-0
  6. (3)野村 3-0 三振3
  7. (4)中山 3-0 三振2
  8. (2)是澤 2-0 三振1 →野田 1-0
  9. (9)古川 2-0 三振1 →ジョセフ 2-1

 

3/3 【教育L】千葉ロッテ戦(3-4勝利)

  1. (9→D)愛斗 4-2(本塁打1) 打点1 三振1 盗塁失敗1  →野村 0-0 四死球1
  2. (5)平沼 2-0 →山村 3-1(三塁打1)
  3. (8→9)高木 3-2 四死球1 →ジョセフ 1-0
  4. (D)栗山 2-0 四死球1 →モンテル 2-0
  5. (4)佐藤龍 4-1 四死球1
  6. (7)仲三河 3-0 四死球1 三振1
  7. (3)中山 2-1 打点2 四死球1 →中熊 1-0
  8. (2)是澤 3-1  →野田 1-1 打点1
  9. (6)滝澤 4-0
  • 4回 豆田 63球 被安打2 失点1(自責0) 奪三振4 四球2
  • 1回 公文 13球 
  • 4回 黒田 56球 被安打4 失点2(自責2)奪三振2 四球2 死球1

 

3/5 【教育L】巨人戦(2-7敗戦)

  1. (7)金子 3-1 →(5)野村 1-0 三振1
  2. (3)平沼 3-1 →(2)是澤 1-0
  3. (8)高木 4-1(本塁打1) 打点1
  4. (5)佐藤龍 3-1(三塁打1) →(9)モンテル 1−0 三振1
  5. (2→3)中熊 3-1 打点1 →ジョセフ 1-0 三振1
  6. (9→D)愛斗 3-0 → 野田 1-0 三振1
  7. (D→7)仲三河 3-1 三振1
  8. (6→4)山村 3-1 三振1
  9. (4)滝澤 2-0 →(6)中山 1-0
  • 3回 ヘレラ 60球 被安打6(被本塁打2)失点7(自責5) 奪三振3 四球2
  • 1回 粟津 11球 被安打1 奪三振
  • 1回 齊藤大 14球
  • 1回 佐々木 12球
  • 1回 三浦 10球 被安打2
  • 1回 出井 9球 被安打1 奪三振1

 

3/8  東北学院大(10-0勝利)

  1. (7)金子 2-1(本塁打1)打点1 →(D)仲三河 1-0 四死球1 →モンテル 1-0
  2. (9)蛭間 3-1(2塁打1) 打点2 四死球1
  3. (6)山村 1-0 四死球1 三振1 →(5)平沼 1-1 四死球1
  4. (2)中熊 2-0  →野田 2-2 打点2
  5. (3→6)中山 4-1 三振1
  6. (D→7)コドラド 2-1(本塁打1) 打点3 四死球2
  7. (5→3)野村 3-1 四死球1
  8. (4)滝澤 4-2
  9. (8)古川 2-0 三振1 →ジョセフ1-0(犠飛1) 打点1
  • 4回 菅井 59球 被安打1 奪三振3 四球2
  • 1回 齊藤大 12球 被安打1  三振1
  • 1回 伊藤 22球 奪三振
  • 1回 出井 10球 被安打1 奪三振2
  • 1回 三浦 18球 奪三振1 四球2
  • 1回 山田 12球 奪三振

 

3/8 【教育L】楽天戦(2-3敗戦)

  1. (7)金子 4-1(本塁打1)打点1 三振1
  2. (4)平沼 3-0 →中山 1-0 三振1
  3. (8)高木 4-1(2塁打1)三振2 →ジョセフ
  4. (5)陽川 4-1 三振2
  5. (9)愛斗 4-1(2塁打1)打点1 三振1
  6. (3)渡部 3-0 三振1
  7. (D)中熊 3-0
  8. (2)是澤 1-0 →コドラド 1-0 →齊藤誠 1-1 →モンテル →野田
  9. (6)滝澤 3-0
  • 2回 上間 42球 被安打2 四球4
  • 1回 田村 27球 被安打2 奪三振2 四球1
  • 1回 増田 24球 被安打2 失点2(自責1) 奪三振1 四球2
  • 1回 公文 13球 
  • 1回 ボー 10球 
  • 1回 佐々木 11球 被安打1 四球1
  • 1回 宮川 15球 被安打1 奪三振1 四球1 暴投1
  • 1回 青山 10球 被安打1(被本塁打1) 失点1(自責1) 奪三振

 

3/11 【教育L】横浜DeNA戦(6-3勝利)

  1. (9)愛斗 4-1 →(8)モンテル 2-1 盗塁失敗1
  2. (4)平沼 2-1(2塁打1) 四球2 →(D)ジョセフ 1-0 三振1
  3. (8)高木 4-2(本塁打1)打点1 →(9)古川 1-1 打点1
  4. (5)陽川 3-0 四球2
  5. (7)仲三河 3-1 三振2 →金子 1-0 打点1 四球1 三振1
  6. (D)コドラド 5-1(2塁打1) 三振1 →(4)滝澤
  7. (6)中山 4-2 打点1 三振1 →古市 1-1
  8. (2)野田 3-1(2塁打1) 打点1 →齊藤誠 2-2
  9. (3)野村 4-2 →是澤 1-0
  • 4回 豆田 75球 被安打2 三振1 四球5 
  • 2回 粟津 35球 被安打2(被本塁打1) 失点2(自責2)三振2 四球1 
  • 1回 出井 28球 被安打1 失点1 三振1 四球2 
  • 1回 齊藤大 17球 三振3 四球1
  • 1回 三浦 18球 被安打1

 

3/12 【教育L】日ハム戦(3-5敗戦)

  1. (7)金子 4-1 (本塁打1) 打点1
  2. (9)愛斗 4-0 三振2
  3. (8)高木 3-1 四球1
  4. (D)仲三河 1-1 四球2 →ジョセフ →コドラド 0-0 四球1
  5. (5)渡部 3-0 四球1 三振1
  6. (4)中山 3-0 犠打1 三振2
  7. (2)古市 2-0 打点1 犠飛1 →齊藤誠 1-0
  8. (6)平沼 2-0 →滝澤 2-0 三振2
  9. (3)野村 3-1 四球1 三振1
  • 5回 黒田 84球 被安打6 失点1(自責1) 三振7 暴投1
  • 1回 公文 24球 被安打2 三振2 四球1
  • 1回 田村 18球 被安打1 三振1
  • 1回 佐々木 42球 被安打2 失点4(自責4) 四球3

 

3/14 【教育L】横浜DeNA戦(1-1引き分け)

  1. (7→D)金子 4-2 打点1 四死球1 盗塁1
  2. (5)平沼 3-1 三振1 盗塁1 →野村 1-0
  3. (8)高木 2-1 四死球1 →ジョセフ 0-0 四死球1 盗塁1 盗塁失敗1
  4. (3)渡部 3-0 四死球1 三振1
  5. (9)愛斗 4-1
  6. (D)コドラド 3-1(2塁打1)→(2)古市 1-0
  7. (2)是澤 1-1 四死球1 盗塁失敗1 →(D〉仲三河 1-1 四死球1 盗塁1 盗塁失敗1 →(7)モンテル 盗塁1
  8. (6)滝澤 2-0 四死球2 盗塁失敗1
  9. (4)中山 4-0 三振1
  • 4回 渡邉 82球 被安打3 失点1(自責1) 三振2 四球5 暴投1
  • 3回 山田 34球 被安打1 三振2 四球2
  • 1回 佐々木 6球
  • 1回 田村 20球 被安打1
  • 1回 三浦 18球 三振2

走塁ミス多すぎぃ・・・

 

3/15【教育L】ロッテ戦(3-7敗戦)

  1. (7)金子 2-1 →(7→D)コドラド 1-0 四球1
  2. (4)平沼 4-0
  3. (8)高木 4-1 三振1 →ジョセフ 盗塁失敗1
  4. (D)ブランドン 2-1 → (9)仲三河 2-0 三振1
  5. (9→D)愛斗 4-2 →(7)モンテル
  6. (5)渡部 3-1 四死球1
  7. (3)野村 4-3(2塁打1) 打点2
  8. (2)野田 1-0 →古市 1-0 →古川 1-0 三振1 →齊藤誠 1-0
  9. (4)滝澤 3-0 →是澤 1-0
  • 6回 隅田 105球 被安打7(被本塁打1) 失点3(自責3) 三振8 四球2
  • 1回 出井 6球 
  • 1回 増田 10球
  • 1回 齊藤大 31球 被安打4 失点4(自責0) 三振1 四球1

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カオスを起こせ、ライオンズ野手陣

なんと今年初めて、半年ぶりの投稿。すでに親猫も子猫も数試合こなしているので試合結果もまとめたいところだけど、まだ身体ができてない?のでなかなか進まない。まあ開幕までのんびりやっていきます。

 

さて、今年の野手陣について。これまではまだまだ突出した存在はいなかったけど、今日(3月9日)は山村選手が大ブレーク。それに引っ張られるように打線も活性化した。このように、いつ誰が爆発してもおかしくないのが今のライオンズ野手陣であり、「層は厚い」とは言い切れないものの、「層が薄い」わけでは決してない。

 

もちろん、一軍キャリアが少ない選手が多いために、活躍する選手が出てきたとしても今年は短期間に留まる可能性の方が高いだろう。一軍チャレンジして跳ね返され、活躍しても短期間で失速してを繰り返してレギュラーを掴めるものである(よほどの天才じゃない限り)

 

なので、今年期待するのは、複数の選手が入れ替わり立ち替わり現れて、月ごと週ごとカードごとにヒーローが変わっていくような展開である。そうした「カオス」がチームを活性化させ、今年の順位を押し上げてくれるはずだ。

 

ということで、野手陣の現在地を整理していこう。なお、捕手についてはここでは考察しない。大変なので。

 

まずは年齢構成はこの通り。赤い文字が新加入選手、グレー文字が退団選手。

 

レギュラー確定組

・山川、外崎、源田

ここは言わずもがな、長期離脱や絶不調がない限りはレギュラー確定である。

 

レジェンド組

・中村、栗山

ここも語る必要はないだろう。2人がどれだけやれるかよりも、2人の力に頼らずどれだけやれるかがチームとして鍵となってくる。

 

実績十分組

・金子、呉、川越、愛斗、陽川、ペイトン、マキノン

本調子さえ出せれば能力的にはレギュラークラス。年齢的にも充実の時期である。新加入選手を除くと、去年はそれぞれ好成績を収めながら、怪我やコロナで悔しい離脱を経験している。チームも離脱によって成績が左右されており、「コア4」ほどではないものの存在感は大きい。したがってこの組では、去年レベルの力を一年間継続して続けられるかがポイントとなる。新加入の陽川選手、ペイトン選手、マキノン選手は森友哉選手、オグレディ選手の穴を埋めてくれる活躍を期待したい。

 

壁を越えろ!組

・山野辺、鈴木、若林、平沼、岸、佐藤龍

それぞれ一軍で活躍した経験を持ちつつ、何かが足りず控えに回ることが多かったり、一軍と二軍を行ったり来たりという選手たちである。

年齢的にもまだ成長の余地が十分あるし、この辺りの選手たちがもう一段伸びることはチームの底上げに通じるので、首脳陣の期待も大きいはずだ。実際、オープン戦でも山野辺選手、鈴木選手、佐藤選手が優先的に起用されており、選手たちもその期待に応えようとしているように思える。平沼選手は少し出遅れている印象だが、元々のアプローチの良さに加え長打力も身につけてきており熾烈なサード争いに割って入りたい。若林選手は脇腹の痛みで離脱、岸選手は長期離脱になってしまっているがシーズン中には元気に戻ってきてくれるはずだ。

 

覚醒待ってるぜ!組

・高木、西川、渡部、ブランドン、川野

それぞれ若くしてファームで活躍していたり、主軸としての素質を認められている選手たちである。この組から一軍で活躍する選手が2〜3人出たらチーム力は一気に跳ね上がる。しかし現在はまだまだファームでの振る舞いが一軍で出来ておらず、期待通りの活躍をしているとは言えない。実力不足と言えばそれまでなのだが、一軍で打席に多く立つことで解消されていく部分は大きいはずである。したがって今年の目標は、一軍の打席をどれだけ勝ち取れるかである。西川選手、川野選手はオープン戦でアピールを強めており、高木選手もB班で打ちまくってるのでA班合流も近いのではないかと思われる。渡部選手はアプローチ面では大幅に改善しており、あとは仕留めるための技術である。ブランドン選手は去年故障で一年を棒に振りつつ出場した試合では結果を出しているので、まずは試合に出られるようになるところから。

 

即戦力組

・蛭間、児玉

ルーキーでA班帯同を認められた蛭間選手、児玉選手。今はそれぞれ試合に出ながらプロの世界を学んでいるところだろう。打撃面でも守備面でも、光るものはありつつ課題も多々ある状態である。しかし通用しないという印象は無いので、開幕すぐの活躍は無理でもシーズンの中で定着していくことを期待したい。

 

虎視眈々組

・山村、長谷川、仲三河、滝澤、中山

チームにカオスを呼び込む可能性を秘めているのが02年生まれの世代である。一軍という面では長谷川選手が一歩リードしているが、山村選手がオープン戦チーム第一号を放つなど才能を見せつつある。仲三河選手は去年はホームランに特化した成績を収めたが、フェニックスリーグから普通のヒットも多く出るようになっており、教育リーグでもそれは継続しているようだ(個性がなくなって面白くないとも言えるが)。このまま順調にいくとシーズン中にこの3人が一軍入りすることも夢ではなくなっており、令和の片栗中中が誕生することになるかも知れない。滝澤選手は去年鮮烈デビューを飾ったが、今年は地道に鍛えることが優先されそうだ。この中では中山選手は印象が薄いが打力は着実についており、内野守備も堅実なので体格に合わせた長打力を身に着けたい。

 

ルーキー組

・古川、野村、日隈

今年のルーキー野手は身体能力の高さを買われているが、こうやって並べてみるといかにもゴツい。まだ実戦での姿を見れていないのでなんとも言えない。というか早く見たい。古川選手は今年はまだまだ修行といった感じだろうが、野村選手と日隈選手は支配下を狙っていく立場なので早めにガツガツいきたいところ。

 

育成組

・ジョセフ、コドラド

育成野手が去年一気に3人支配下になったこともあり、ルーキー以外の育成野手はこの2人(と古市捕手)となった。ファームでは代打や代走での出場が多いこともあって焦りもあるのではないだろうか。ジョセフ選手は去年スイッチに転向し、シーズン途中から徐々に馴染んできているので今年は一気に成果を見せたいところ。コドラド選手は長打力にお墨付きであり、新外国人野手はどちらも大砲型ではないので違いを見せつけたい。

 

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フェニックスL2022の個人成績まとめ

2022年の第19回みやざきフェニックス・リーグの全日程が終了。子猫が本拠としている南郷は奇跡的に好天に恵まれ、中止なく全日程をこなすことができた。

埼玉西武ライオンズは11勝6敗1分の2位と好調。前半はなかなか打てないなか投手の力で勝ち、後半は打者の調子が上がって得点力で勝つという、投打が噛み合っての2位である。

 

個人成績についてまとめてみたので見ていこう。過去と同じく独自集計なので数値は違っている可能性がある。他の人がまとめてるのを見ても色々違ってたりするので正解じゃないかも知れないが、まあご容赦を。ちなみに死球出塁率にはカウントしないんだけど、スコアシートが四死球となってるので含めている(ベッケン選手はそれによって出塁率が上がっている)

 

打者編

打者は齊藤誠選手が中盤から帰還、代わりに古市選手、ジョセフ選手、コドラド選手が途中参加した。ジャンセン選手や川越選手、山野辺選手、戸川選手も名前を連ねてはいたが出場はしなかった。

 

大きく飛躍を遂げた川野選手

フェニックスリーグはレギュラーシーズンに比べてどれだけ差があるかを見るべきものだと思うので、イースタンと同様に良い成績を残した高木選手、西川選手、また山田選手のことはここでは触れない(西川選手の長打が減っているのが気にはなるが)。

そうした差で見るとわかりやすく伸びたのは川野選手だろう。一軍帯同から帰ってきた7月後半からその傾向はあったが、フェニックスでは打率.348、OPSも.948と強打者化した。長打が増えたからと言ってブンブン振っているわけではなく、三振と四死球はほぼ同数で、この割合もイースタンより格段に高くなっている。IsoDも1割近いので出塁という面でも優秀と言えるだろう。

気になるのはスイッチヒッターであるがゆえの左右差だが、これは後日ゆっくりと見ていきたい。課題として守備走塁の面、特にエラーの多さだ。盗塁も大会では積極的に狙っていき、そのため失敗も多い。一軍を狙っていくのならまずは守備固め・代走だと思うので、ここは来年に向けてトレーニングを積んでいくところだろう。

 

好調だった捕手陣

森選手がFA行使したから取り上げるわけではないが、大会を通じて捕手の打撃が好調だった。去年も駒月選手・牧野選手が打撃好調だったが、不思議と捕手が活躍する大会なのである。

その筆頭は中熊選手だろう。打率は3割そこそこだが長打力の伸びが素晴らしい。イースタン公式戦では全試合でツーベース4本、本塁打1本だったが、この大会だけでツーベース5本、本塁打1本打っている。中熊選手は長打力が課題と言われ続け、それが支配下昇格の遅れにもつながっていたと思うが、明確な課題として取り組んでいるのがわかる。その副作用か、中熊選手にしては四球が少ないという結果になっている。

また古賀選手も同じく長打力を意識した大会になった。長打力を示すIsoPはチーム2位の0.222。ホームランも打ち、単打よりも長打の多い結果となっている。その一方で古賀選手としては三振率が非常に高くなっており、積極的に振りにいったことが窺える。ただ古賀選手らしく、四球も非常に多くなっている。

途中参加で輝きを見せたのが古市選手。代打で出場すると3試合連続で代打安打を決め、少ない出場機会ながら5安打を放った。盗塁もあり、守れば刺殺もありでしっかりアピールしたと言えるだろう。また入れ替わりで所沢に戻った齊藤選手はヒットは一本も打ってないのに5四球を選び、打率.000で出塁率.375を記録している。

 

イースタンの出遅れを取り戻した中山選手

この大会で注目していたのが中山選手である。中山選手はイースタンでは打撃が伸びず、コロナでの長期離脱もあって出場機会も恵まれなかった。しかしフェニックスでは48打席と多くの機会を与えられ、その期待に応える活躍を見せた。固め打ちは少ないがコンスタントにヒットを打ち、打率.293、OPS.762まで数字を引き上げた。大会終盤にはホームランも放っている。古市選手や中山選手のように、離脱等でイースタンに待ち合わなかった選手に機会が与えられ、結果も残るという点もフェニックスの意義と言えるだろう。

 

終盤にかけて調子を上げた2人の大砲

イースタンでは本塁打か凡退かというくらい普通のヒットが少なかった仲三河選手だが、フェニックスでは逆になかなか調子が上がらず、長打も少なかった。しかし終盤になるにつれマルチ安打を連発し、楽天戦では満塁ホームランも放っている。結果、終わってみれば.316、OPSも.855と優秀だったが、本人にとってはちょっと不満の残る大会になったかも知れない。

渡部選手も、しばらくまったくヒットが出ず絶不調が続いたが、終盤になるにつれヒットが増え始め、同じく楽天戦でツーランホームラン、最終戦でもライトにツーベースを放つなど単打だけでなく打球の角度も上がるようになった。渡部選手にしてみれば、あと2、3試合多ければ…と言ったところだろうか。なお絶不調ではあったが三振率は優秀で、終盤のような調子を維持できれば期待も高まることだろう。

 

見栄えしない数字の裏にもポジ要素が

その他の選手を見ていくと、開幕前に期待の高かった山村選手や長谷川選手、若林選手はあまり数字を残すことが出来なかった。しかし山村選手や若林選手の三振率は低く、長谷川選手も四球で出塁がかなり多いという結果になっている。山村選手もイースタンに比べるとよく四球を選んでいる。

一方、ヘッドスライディングからの負傷で離脱した滝澤選手だが、この大会ではあまり良いところが無かった。疲れだろうか。

途中参加組のジョセフ選手、コドラド選手も、数字的にはそこまで冴えなかった。しかしジョセフ選手は広島の玉村選手から特大ホームランを打つなど、2本の単打に対して長打も2本となっている。コドラド選手は不調から戻せずに終わってしまったが、犠牲フライ2本とタイムリーで3打点を記録、勝負所できっちりと仕事する姿は健在だった。

 

投手編

一気に安定感を増した黒田投手

投手について見ていこう。まず注目は黒田投手だろう。シーズン終盤から安定感を高めてきた黒田投手だが、フェニックスでは3登板でいずれも安定していた。うち2登板では2失点しており防御率的には2点台となったが、特筆すべきは四球の少なさである。イースタンでは三振も四球も多かった黒田投手だが、16イニングで四球3と隅田投手に迫る四球の少なさである。高卒ルーキーながら開幕当初からコンスタントに投げ続けてきた黒田投手の成長に目を細めている子猫ウォッチャーも多いことだろう。

 

完投も中継ぎも経験した隅田投手

隅田投手はフェニックスでは抜けた存在、言ってみれば反則である。そんな隅田投手がフェニックスに出た意味がどこにあるのかと言えば、完投と中継ぎを両方経験できたところにあるのではないだろうか。この2つとも、隅田投手にぜひともファームでやって欲しかったことである。完投を目指すことで、球数や打者の巡りなど試合トータルをマネジメントする能力が磨かれ、逆に中継ぎで球数を考えず出力を上げていくことでいわゆるギヤチェンジを磨くことができる。隅田投手はファームで先発5〜6回100球程度で回ることを繰り返してもあまり意味がないと思っていたので、この2つを完璧に近いかたちでクリアできたことは喜ばしい。

 

長所と課題が同居した浜屋投手・豆田投手

防御率で見ると、豆田投手と浜屋投手も立派な数字を残している。豆田投手は3登板で1.13、浜屋投手も同じく3登板で1.71。しかし豆田投手は奪三振率も多い一方で四球も同じくらい出しており、三振で凌げることで失点も少なく済ませているが大きな課題と言えるだろう。

また浜屋投手は特に長いイニングを投げることも多く、四球数なども優秀ではあるが、防御率の割に被安打が多く、致命傷にはならないまでも跳ね返されることが多かったのはシーズンと同じ課題と言えるだろう。しかし3登板いずれも好投しイニングも稼げたことは評価できるポイントで、来年に向けての希望が見えてきた。

 

大きな課題を残した赤上投手・佐藤投手

一方、赤上投手と佐藤投手は公式戦の課題を積み残したフェニックスとなってしまった。佐藤投手は2登板とも被安打が多く、打ち返される展開となってしまいWHIPも2.3と良くなかった。奪三振は多く取れており四球も多いながらK-BBは優秀な数字となっているので、課題を克服し良さを伸ばしたいところ。

赤上投手は3登板で好投、序盤以外は好投、全体的に乱調という出来。後ろ2試合は序盤にホームランを打たれ複数点を取られる展開となっており、イースタン終盤で出た課題を積み残した印象だ。序盤を乗り切ればすいすいいけるだけに課題は明白。とにもかくにも序盤をびしっと締められるかどうかだろう。

 

松岡投手に続く大曲投手・齊藤大将投手

リリーフ陣に移ると、松岡投手はイースタン後半戦から抜群のピッチングを見せているが、フェニックスでも同様に良い出来だった。ランナーをほとんど出さなかったイースタン終盤戦に比べると四球が多いのが気になるところだが、そもそもフェニックス全体の四球が多めなので、ジャッジに泣かされた面もあるのかも知れない(ほとんど映像がないのでそこはわからない)。

松岡投手に次いで高い奪三振率を示したのが大曲投手だ。大曲投手は四球も被安打も少なく、WHIPは驚異の0.67。最終登板ではエラーも絡み乱調だったが、数字を落としてもこの成績である。来年が楽しみとしか言いようがない。

また左では齊藤大将投手も抜群だった。こちらもエラーが絡み失点はあったが自責点はゼロ。ランナーを出す場面も見られたが、奪三振とゴロでピンチを凌げるのが失点の少なさにつながっている。イースタン後半から復帰し、良い時と悪い時との差が大きかった齊藤投手だが、手術から時間も経って本格化してきたと言えそうだ。

 

安定感を欠いた井上投手・出井投手

一方、防御率で出井投手が7点台、井上投手が10点台となってしまった。抑える時にはさくっと抑えるが、乱調のときは大量点を失うという登板が多く、良い時と悪い時がはっきりする大会となってしまった。だがこれは調子が悪かったのか、奪三振にこだわった結果なのかはわからない。フェニックスはなんでも抑えれば良しというものではなくそれぞれ課題に取り組む場でもあるので、打たれまくったとはいえ2人とも奪三振率は悪くなかったことはポジっておこう。

 

恒例の佐々木投手先発、少ない登板ながら抜群だった菅井投手

その他、去年に続いて今年も佐々木投手が先発し、6回にスタミナ切れで失点したものの5回までをノーヒットに抑えた。去年はギリギリまで完封ペースで大きな可能性を見せた佐々木投手だけに、今回も先発が何かのきっかけになると良い。一方、中継ぎとしての佐々木投手は内容も良くもなく悪くもなくといった感じで、一軍ブルペンを回った経験からすると、あまりテーマを見つけられなかったかも知れない。

最後に紹介するのは菅井投手。菅井投手は高卒ルーキーということもあって慎重に登板機会を探っており、今回は開幕2試合目と最終戦に登板し、いずれも2回を無失点に抑えている。同じ高卒ルーキー左腕の羽田投手に比べると明らかな怪物感は薄いが、打ちにくいフォームからの変化球で奪三振もよく取っている。まだ育成ではあるが、左腕投手の引退が多かったこともあり支配下は早いかも知れない。

 

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【フェニL】2022.10.31 広島1-3西武(天福)菅井先発、ジョセフHR、隅田好投

フェニックスリーグも残り1戦。そして埼玉西武ライオンズとしての2022年の試合も今日が最後である。ここ3戦で28得点と勢いに乗る子猫は有終の美を飾ることができるか。

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先発は西武が菅井投手、広島が玉村投手。菅井投手はフェニックス2戦目、10/11以来の登板である。その時は2イニングを被安打1 奪三振2という素晴らしいピッチングで無失点に抑えた。

 

初回は玉村投手に完璧に抑えられた子猫だが、2回表、中熊選手がヒットで出塁すると、渡部選手が初球をライトに弾き返しツーベース。無死2、3塁とチャンスを作ると次の山田選手がこれまた初球を深めのライトフライ。これで中熊選手が生還しあっさりと先制し、さらに渡部選手も3塁へ。すると古賀選手が前進守備を抜くタイムリーヒットで2点目。その後もエラーでチャンスを広げるが後続が抑えられ2点止まりだった。


菅井投手はこの日も2回まで。2回22球 奪三振1 四球1とノーヒットピッチングで無失点。解説の上田剛史さん曰く、腕が遅れて出てくる内海投手に似たタイプとのこと。

3回に登板したのは井上投手。フェニックスでは失点の多い井上投手だが、この日も先頭四球から暴投、犠牲フライで3塁まで進まれゴロで失点。1回 17球 四球1でノーヒットながら勿体ない失点となった。

4回からは齊藤大将投手。前回は失策絡みで苦労した大将投手だが、この日は2回を投げて25球 被安打2 奪三振2と良い内容。5回にはランナーを出すもしっかり併殺を取り、大将投手らしいピッチングを披露した。

 

子猫打線は5回、一死からジョセフ選手が初球をライトへ豪快なホームランで1点追加する。さらに7回にも中山選手のヒット、川野選手のツーベースで1死2、3塁のチャンスを作るが後続を抑えられさらなる追加点とはならなかった。

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6回〜9回までは隅田投手が登板。前回登板では完投を達成した隅田投手だが、この日も奪三振を意識した圧倒的なピッチング。4回55球 被安打2 奪三振5と抜群の内容でレベルの違いを見せた。試合は1−3のまま試合終了。これで西武はフェニックスリーグを2位でフィニッシュとなった。

 

西武の打撃陣は以下の通り

  1. (中)長谷川 4-0
  2. (指)西川 3-0 → 高木 1-0
  3. (右)若林 2-0 → 仲三河 2-0
  4. (一)中熊 4-1
  5. (三)渡部 4-1
  6. (二)山田 1-0 打点1 → 中山 2-1
  7. (捕)古賀 4-1 打点1
  8. (遊)川野 3-1
  9. (左)ジョセフ 3-1 本塁打1 打点1

ジョセフ選手が嬉しいホームランの他、渡部選手、川野選手がツーベースを放ち、玉村投手が引き締まったピッチングをする中でもしっかり長打を絡め得点を重ねることができた。中山選手がこの日も安打を放ち今大会での好調さをアピールしている。

 

これでフェニックスリーグも全日程が終了。子猫は中止無く全日程を終えることが出来、大きな怪我人も出さずに済んだようである(滝澤選手は危なかったが大丈夫そうでなにより)。

運営の皆さま、素晴らしい大会を本当にありがとうございました。

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【フェニL】2022.10.30 西武12-4楽天(南郷)黒田好投、仲三河・渡部HR

フェニックスも残り2試合。このところやたら点を取っている子猫はこの日も大爆発。

先発は西武が黒田投手、楽天が引地投手。黒田選手は前回7回2失点と好投している。

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1回表を黒田投手が三者凡退で抑えると、その裏1死からジョセフ選手、若林選手が連続四球。盗塁や牽制悪送球もあり2、3塁とすると中熊選手がタイムリーツーベースで早速2点を先制する。さらに渡部選手がタイムリーヒット。ここから連続四球で満塁とすると中山選手がタイムリーヒットを放ち4点目。5点目のランナーはホームアウトになったが、幸先の良いスタートを切った。

さらに2回裏。楽天のピッチャーは吉川投手に交代したが子猫の勢いは止まらない。ジョセフ選手がエラーで出塁すると若林選手のヒット、中熊選手の四球で満塁。ここで仲三河選手が満塁ホームラン!この回もさらに4点を追加した。

そして4回裏。仲三河選手がヒットで出塁すると続く渡部選手にもツーランホームランが飛び出し、さらに2点を追加。10−0と早々に勝負を決めた。

5回裏、楽天のピッチャーは福森投手に交代。しかし制球が定まらず死球・四球さらにワイルドピッチで1、3塁。若林選手はゴロで3塁ランナーが憤死するも、中熊選手が四球で満塁。2死から渡部選手が四球を選び押し出しで1点を追加した。

 

黒田投手は5回 75球 被安打2 奪三振5 四球2 暴投1と好投。暴投は相変わらずだが四球も少なく三振は多い理想のピッチングだった。

 

6回からは松岡投手が登板。水上選手のヒットから武藤選手の打球がセンターのグラブを弾き(記録はエラー?)2、3塁とされるとゴロの間に1点を返された。さらに7回、内野安打と四球でチャンスを作られ、大河原選手、水上選手の連続タイムリー、その後死球で満塁になってからの犠牲フライで3点を失う。この日の松岡投手は2回56球 被安打4 奪三振1 四球1 死球1と安定感を欠いた。

 

7回裏、若林選手がツーベースで2塁に行くと、中熊選手のゴロで3塁へ。ここで仲三河選手がタイムリーを放ち12点目を獲得。

 

8回9回は佐々木投手が登板。8回は三者凡退に抑えたものの9回は四球や安打を出してなんとか無失点。2回34球 被安打1 奪三振3 四球2という内容だった。

 

西武の打撃陣は以下の通り

  1. (二)川野 4-1
  2. (中)ジョセフ 3-0
  3. (右→指)若林 3-2
  4. (一)中熊 3-1 打点2
  5. (指→右)仲三河 5-3 本塁打1 打点5
  6. (三)渡部 4-2 本塁打1 打点4
  7. (左)コドラド 3-0 → 長谷川 1-0
  8. (捕)古市 4-1
  9. (遊)中山 4-1 打点1

三河選手、渡部選手にやっと大会1号が飛び出した。渡部選手は大会通じて絶不調だったがここ数試合は良い当たりが出ており、ホームランが出たのは本人もほっとしているだろう。仲三河選手はこの日も3安打で、ここ数試合だけで打率が爆上げである。

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【フェニL】2022.10.29 日ハム11-8西武(都城)赤上先発、長谷川・中山HR

この日から第5クール。フェニックスもいよいよ終盤。

先発は西武が赤上投手、日ハムが福島投手。日ハムは清宮選手や野村選手、上川畑選手など一軍のメンバーがスタメンの多くを占めた。

このところ序盤に難がある赤上投手。この日も初回いきなり清宮選手にツーランホームランを打たれてしまう。

打撃好調の子猫は3回表、川野選手、中山選手の連打でチャンスを作ると長谷川選手がスリーランホームランで逆転する。

その裏、阿部選手のヒットから四球を連発し1失点で同点にされた。

6回表、子猫は四球でランナーを溜めると暴投と川野選手の2点タイムリーツーベースで3点を勝ち越した。

 

だが赤上投手がまったくピリッとしない。5回表、上川畑選手にツーベースを打たれると宇佐見選手にタイムリーを打たれ、四球を出したところで降板となった。赤上投手は5回 1/3を投げ120球 被安打8 奪三振4で4失点だった。マウンドには出井投手が上がり、四球を出しながらも火消しに成功した。

7回裏、2イニング目の出井投手が捕まってしまう。3安打を打たれ、四球やエラーなどもありこの回だけで4失点。出井投手は1回 2/3 50球 被安打3 奪三振2 四球3で4失点(自責3)だった。

8回裏からは大曲投手が登板。ここまで非常に安定している大曲投手だったが、ヒットからの連続エラーなどもあり3失点となった。大曲投手は1回 27球 被安打2 奪三振2 四球1で3失点(自責1)。運も悪く3失点だが三振も2つ奪っており、調子そのものは悪く無さそうだ。

 

9回表、川野選手のヒットの後、中山選手のツーランホームランで3点差に迫るも、さすがに追いつくことは出来ず乱打戦を落とした。

 

西武の打撃陣は以下の通り

  1. (左)長谷川 3-1 本塁打1 打点3 →仲三河 1-0
  2. (三)山田 5-1
  3. (右)高木 4-0
  4. (指)中熊 4-0
  5. (中)西川 4-2
  6. (捕)古賀 2-0 → 古市 1-0
  7. (遊)山村 2-0
  8. (二)川野 3-3 打点3
  9. (一)中山 3-2 本塁打1 打点2

大会通じて好調だった高木選手や中熊選手の当たりが止まり、代わりに川野選手や中山選手が打ちまくった。 

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フェニックスL第4クールまでの個人成績

フェニックスも第4クールが終了し、残り3試合となった。子猫は現在9勝5敗1分の4位にいる。残り3試合で1ゲーム差なので優勝はキツいと思うが、今大会勝ち越しは決まっている。

 

ということで個人成績をまとめてみた。スコアシートからの転写なので記載ミス、計算ミスがあるかも知れないがご容赦を。

 

打者編

若年組と追加招集組の出番が増えたぶん、高木選手・若林選手・山田選手といった実績のある選手の出番が減っている。

 

調子を上げてきた仲三河選手・山村選手

そんな中で、これまで調子の上がらなかった高卒2年目組の状態が上がっている。仲三河選手が直近2試合で5安打を放ち通算で打率3割に乗せてきた。また山村選手も3試合で5安打、ツーベースも2本打っている。通算の数字は見栄えしていないが、残り3試合でさらに調子を上げられるか注目である。一方、同期の長谷川選手は9打数1安打で数字を落としている。

 

川野選手・中熊選手も好調維持

第3クールで長打が出始めた川野選手がホームランを放ち長打率を.375から.472に伸ばしている。打率も3割を超え、チーム成績として多くの指標で3〜4位くらいの位置まで上がってきた。また中熊選手も出番は少なかったが5打数2安打で好調を維持している。

 

古市選手・中山選手の経験も着々

追加で参加した古市選手が好調だ。代打で出た三試合連続で安打を放ったほか、スタメン入りした阪神戦でも1安打1四球1盗塁さらに刺殺も記録。守備に加え打撃・走塁面でも楽しみな選手である。そして地味ながら中山選手もコンスタントにヒットを放っており、打点も5と勝負強さも見せている。イースタンでは出番の少なかった2人だがフェニックスでは良い経験が積めていると言えるのではないだろうか。

 

投手編

全体的に高い奪三振

投手陣は第3クールの時から傾向に大きな変化はないが、奪三振率が全体的に上がっている。子猫の奪三振王松岡投手は15.43、さらに大曲投手も11.25、齊藤大将投手や赤上投手も9.00(1イニングに1個)の三振率となっている。大会の「仕上げ」として、奪三振が投手陣全体のテーマになっているのかも知れない。

 

 

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