西武の若手を見守るブログ

埼玉西武ライオンズの若手や二軍についての備忘録です

【イースタンL】2022.8.12 巨人13−8西武(江戸川)

9日ぶりのイースタンの試合なんだけど、巨人のホームなので映像もシェアできないのが寂しい限り。強風吹き荒れる天気と同じく、試合内容も本塁打5本が飛び交う荒れたものとなった。

ちなみにリーグのチーム本塁打数は巨人が73本で1位、西武が62本で2位。試合数が12も少ないので張り合う必要もないのだが、せっかくならリーグ1位になりたいものである。

 

先発は西武佐藤隼輔、巨人は木下幹也両投手が登板。佐藤投手はコロナ陽性から復帰第一戦となる。ジャンセン選手は降格後の初戦、滝澤選手はイースタン復帰戦。

佐藤投手は一回は無難に4凡だったものの、2回に喜多選手に被弾。さらに秋広選手にも被弾。その後も抑えられずにこの回だけで5失点。2回56球で7安打2四球と荒れまくりのピッチングとなった。まあルーキー投手の復帰初戦ってこんなものかも知れない。復帰すぐ無双した隅田投手が普通じゃないのかも。

 

続いて3回から赤上投手が登板。しかし赤上投手も荒れた。先頭四球から松原選手、ウィーラー選手に連続タイムリーを浴びて2失点。

 

6回表、好投していた木下投手が荒れて死球、エラー、死球で満塁となると、若林選手のゴロでなんとか1点を返す。

 

しかしその裏、赤上投手が再び荒れ出す。ヒットで出た松原選手はうまく牽制で刺すも、四球→死球で再びランナーを溜めてウレーニャ、喜多両選手にタイムリーを浴びて3失点。この時点で10-1と一方的な展開になってしまった。結局、赤上投手は4回を77球5安打2四球1死球。三振は5取ったものの本調子とは言えない内容だった。

 

7回表、エラーで出塁したランナーを併殺で消されて2アウト。誕生日前日の滝澤選手がヒットで出ると、戸田投手の暴投で2塁へ。それを今月好調の川野選手がタイムリーで返す。さらに、続く山野辺選手は見事にホームラン。10-4とすると、さらに次の8回表、渡部選手が6月24日以来となる9号ホームラン。これで10-5。もしかして?というムードも出てきたような、そうでもないような。

 

しかし8回裏。7回はさくっと抑えていた松岡投手が崩れる。なんと4月23日以来となるホームランを平間選手に浴びると、今度は5月30日以来となる四球を出し、5月3日以来となるワイルドピッチで失点。ひさびさ尽くしである。その後、さらに菊田選手にタイムリーを浴びて13-5。松岡投手は2回41球3安打1四球。それでも三振は3奪っている。

 

はいもうこれで終わりかなと思った9回表。巨人はどすこいこと山口俊投手が登板。ジョセフ選手に内野安打を浴び悔しがる。2死まで来た後、山野辺選手が今日3打点目なるタイムリー。続く高木選手が四球を選ぶと、ブランドン選手もタイムリー。13−8ともういいだろ感が出たところでゲームセットになった。

 

とまあ非常に乱打戦となったが、それを演出したのは台風接近による強風と、舞台になった江戸川球場である。江戸川球場はセンター118m、両翼は90mしかない。イースタン本拠地で一番狭いロッテ浦和球場はセンター122m、両翼96mなので、両翼はそれよりも6m短いことになる。なので、ホームラン出まくったとしても「参考記録」感はある。でも、久々のイースタンの試合だし、これくらい打ちまくった方が景気が良くていいよね!

ちなみにここは巨人秋広選手が中学・高校時代使っていた球場であり、凱旋試合でホームランを打ったということになる。地元民にとっては楽しい試合になったはずだ。

 

西武の打撃結果は以下の通り

  • (二)川野 4-2 打点1
  • (三)ジャンセン 3-0 → 山野辺 2-2 本塁打1 打点3
  • (中)高木 4-0
  • (指)ブランドン 3-1 打点1
  • (右)若林 5−1 打点1
  • (一)渡部 4-2 本塁打1 打点1
  • (左)コドラド 4-1
  • (補)齊藤 3-0 → ジョセフ 1-1
  • (遊)滝澤 3-1 → 仲三河 1-0
 

川野、山野辺選手は好調を維持。川野選手は左打席でマルチ。

渡部選手は最近また調子を上げてきたように思える。ひさびさのホームランも出たし固め打ちを期待したい。降格してきたジャンセン選手は、ゴロばかりと元気がない。好調時はどんどんフライを打っていたので調子はやはり悪いのだろう。ジャンセンファンとしては、もう一度一軍で活躍する姿を見たい。

 

さて、やっとイースタンの試合が出来たと思ったのに、台風のせいで明日の試合開催が危ぶまれる。

 

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